2008年6月2日月曜日

dtlogin

dtlogin を有効/無効にする方法
/usr/dt/bin/dtconfig コマンドを使用して設定できます。

/usr/dt/bin/dtconfig -d (オートスタートを無効にする)
/usr/dt/bin/dtconfig -e (オートスタートを有効にする)
/usr/dt/bin/dtconfig -kill (dtlogin を終了させる)
/usr/dt/bin/dtconfig -reset (dtlogin をリスタートさせる)
/usr/dt/bin/dtconfig -p (printer action update)
/usr/dt/bin/dtconfig -inetd (inetd.conf /usr/dt daemons)
/usr/dt/bin/dtconfig -inetd.ow (inetd.conf /usr/openwin daemons)
TCP 関連のチューニングを行なうSolaris を、Web アプリケーションサーバーとして使用する場合、幾つかチューニングを行なうことでパフォーマンスを向上させることが出来ます。
ストリームドライバのキューサイズと TCP に対するハッシュサイズを制御します。0 に設定すると無限になるので、パフォーマンスはバッファの容量不足による影響を受けなくなります。(安全値の目安は、64MのRAMなら25、128Mなら50ぐらい)/etc/system ファイルに記述します。
set sq_max_size = 0 (デフォルトは 2) set tcp:tcp_conn_hash_size = 262144 (デフォルトは 256)TCPスタックに関するパラメータを ndd コマンドで設定します。/etc/init.d/inetinit に記述しておくことでシステム起動時に設定されます。(Solaris のバージョンによってはパッチが必要です)
ndd -set /dev/tcp tcp_close_wait_interval 60000 (240000) ndd -set /dev/tcp tcp_time_wait_interval 60000 (240000) ndd -set /dev/tcp tcp_mss_max 6000 ndd -set /dev/tcp tcp_fin_wait_2_flush_interval 16000 ndd -set /dev/ip ip_path_mtu_discovery 0 ndd -set /dev/tcp tcp_conn_req_max_q 1024 (128) ndd -set /dev/tcp tcp_conn_req_max_q0 4096 (1024) ndd -set /dev/tcp tcp_conn_req_min 1 ndd -set /dev/tcp tcp_xmit_hiwat 65535 (送信バッファ:8129) ndd -set /dev/tcp tcp_recv_hiwat 65535 (受信バッファ:8129) ndd -set /dev/tcp tcp_cwnd_max 65534 ndd -set /dev/tcp tcp_keepalive_interval 90000 (負荷が大きい場合小さく:720000) ndd -set /dev/tcp tcp_ip_abort_interval 60000 (480000) ndd -set /dev/tcp tcp_ip_abort_cinterval 60000 (480000) ndd -set /dev/tcp tcp_rexmit_interval_initial 3000 (再転送率が 30-40% を超える場合大きく:3000) ndd -set /dev/tcp tcp_rexmit_interval_min 3000 (200) ndd -set /dev/tcp tcp_rexmit_interval_max 10000 (240000) ndd -set /dev/tcp tcp_smallest_anon_port 1024 (32768) ndd -set /dev/tcp tcp_conn_grace_period 500 ndd -set /dev/ip ip_ignore_redirect 1 ndd -set /dev/tcp tcp_slow_start_initial 2 (Solaris 2.5, 2.6の場合)
 

Solarisでフロッピーのフォーマット

フロッピーディスクをフォーマットする方法
1.フロッピーディスクをフロッピードライブに挿入する。まず、フロッピーディスクをフロッピードライブに挿入してください。
2.ボリュームマネージャにフロッピーの挿入を通知する。ボリュームマネージャの管理するボリューム情報を更新するには、volcheckコマンドを使います。
$ volcheck -v
volcheckコマンドを実行した際、下記のどちらかのメッセージが表示されます。
◆media was foundボリュームマネージャがフロッピーディスクを検出して、それを/floppyディレクトリにマウントしようとします。フロッピーディスクがくフォーマットされていると、エラーメッセージは表示されません。フロッピーディスクがフォーマットされていない場合、以下のメッセージが出力されます。
fd0: unformatted diskette or no diskette in the drivefd0: read failed (40 1 0)fd0: bad format
◆no media was foundボリュームマネージャがフロッピーディスクを検出できない場合に表示されます。フロッピーディスクがフロッピーディスクに正しく挿入されているか確認し、volcheckコマンドを再度試みます。それでも、うまくいかない場合は、フロッピーディスクもしくはドライブに損傷の可能性があります。
3.フロッピーディスクがマウントされていることを確認する。
$ ls /floppyfloppy0 noname
これ以降、ファイルシステムの一部として通常のコマンドでフロッピディスクにアクセスすることが可能になります。フロッピーディスクをフロッピードライブから取り出すには、ejectコマンドを使います。
$ eject floppy
フロッピードライブが自動排出の場合、ejectコマンドを実行してから手動で取り出してください。デバイスが使用中かどうかを調べるには、fuserコマンドを使用することもできます。
また、ボリュームマネージャが動作していない場合、mountコマンドを実行すればフロッピーディスクを手動でマウントすることができます。
4.フロッピーディスクのフォーマットまず、DOSフォーマットでフロッピーディスクをフォーマットします。フォーマットには、fdformatコマンドを使います。
$ fdformat -v -U -b floppyFormatting 1.44 MB in /vol/dev/rdiskette0/nonamePress return to start formatting floppy. ← Returnキーを押してください。
次に、UFSでフロッピーディスクをフォーマットします。UFSでディスクをフォーマットするときには、DOSフォーマットのフロッピーディスクにUFSファイルシステムを作成します。フォーマットには、newfsコマンドを使います。
$ /usr/sbin/newfs -v /vol/dev/aliases/floppy0newfs: construct a new file system /vol/dev/aliases/floppy0:(y/n)? y ← yを入力mkfs -F ufs /vol/dev/aliases/floppy0 2880 18 2 8192 1024 16 10 5 2048 t 0 -1 8 16/vol/dev/aliases/floppy0:     2880 sectors in 80 cylinders of 2 tracks, 18 sectors     1.4MB in 5 cyl groups (16 c/g, 0.28MB/g, 128 i/g)super-block backups (for fsck -F ufs -o b=#) at:32, 640, 1184, 1792, 2336,
フロッピーディスクのフォーマットが完了したら、volrmmountコマンドでディスクの挿入をボリュームマネージャに通知し直します。-iオプションは、ディスクの挿入を通知するオプションです。
$ volrmmount -i floppy0
volrmmountコマンドを実行すると、rmmountコマンドを起動してリムーバブルデバイスのマウントやアンマウントをすることができます。アンマウントする場合は、-eオプションを指定してください。