2007年12月8日土曜日

manコマンドの出力を制御文字をはずしてテキストに

man su | col -b -x > /tmp/ts.txt

mt

Solarisのマニュアルから抜粋。

名称

mt ― 磁気テープ操作プログラム

構文

mt [-f tapename] command [count]

Obsolescent

mt [-t tapename] command [count]

説明

mt は、テープドライブにコマンドを与えるのに使用します。 tapename を指定しないと、環境変数 TAPE が使用されます。 TAPE を定義しないと、デフォルトドライブが使用されます。

mt は、要求された方向 (順または逆) にテープを巻き、EOF マークかレコードを指定した count の数だけパスした後に停止します。 count を指定しなければ、1 が仮定されます。 それぞれの EOF マークは 1 つのレコードとして数えます。 巻き戻している際、テープは count で残っている数値とは関係なく BOT マーカでつねに停止します。

mt は以下の command を受け付けます。

eof

count EOF マークを書き込みます。

fsf

count ファイル分スペースを進めます。

fsr

count レコード分スペースを進めます。

bsf

count ファイル分スペースを戻します。

bsr

count レコード分スペースを戻します。

rew

テープを巻き戻します。

offl

テープを巻き戻し、オフライン状態にします。

eod

データの終端へシークします (DDS および QIC ドライブのみ)。

smk

count セットマークを書き込みます (DDS ドライブのみ)。

fss

count セットマーク分スペースを進めます (DDS ドライブのみ)。

bss

count セットマーク分スペースを戻します (DDS ドライブのみ)。

status

テープドライブに関するステータス情報を出力します。

res

mt コマンドを発行するホストが単独に使用できるテープドライブを確保します (stape ドライバのみ)。

rel

mt コマンドを発行するホストが単独に使用できるテープドライブを解放します (stape ドライバのみ)。

スペーシング操作 (スペースをファイルまたはレコード分戻すか進める) では、テープは、移動方向にスペーシングしようとしているオブジェクトを過ぎて、位置決めされたままになっています。 つまり、ファイルの逆方向にスペーシングすると、テープはファイルマークの前に位置し、順方向にスペーシングすると、テープはファイルマークの後に位置します。 これはテープ上の古典的な使用法すべてに一致しています。

警告

巻き戻しのない、バークレイタイプの raw デバイスだけを指定することができます。 このタイプのデバイスはクローズ時に保存されません。このようなタイプのデバイスの例として /dev/rmt/0mnb があります。 詳細については、 mt(7) を参照してください。

EOT マーカを超えて、さらにリールの終端を過ぎてテープを巻くことは可能です。

確保していたテープドライブを解放できるのは、確保するためのコマンドを本来発行したホストだけに限られます。確保を行ったホストを使用できなくなった場合には、 st コマンドを使用してバスデバイスリセットを発行し、デバイスを復活させます。詳細については、 st(1M) を参照してください。

確保/解放の機能は、 stape ドライバを使用するドライブに対してのみ発行可能です。

デバイスファイル /dev/rmt/0mnb に対応するテープを巻き戻すには、以下のようにします。

mt -f /dev/rmt/0mnb rew

ファイル

/dev/rmt/*

磁気テープの raw インタフェース

/dev/rmt/0mnb

デフォルト テープインタフェース

著者

mt はカリフォルニア大学バークレー校で開発されました。

参照

dd(1), mt(7), st(1M)

Windows 2000 起動用フロッピーの作成

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